2007年09月23日

第3回「タイの豊饒な優しさが・・・」

●タイの豊饒な優しさが息子の病を癒した!

 「タイにはね、人の心とからだを癒す豊饒な優しさが満ち満ちているんだよ。」

かつて、バンコクのスラム街でボランティア活動に没頭していた、筆者が敬愛する年上の友人が聞かせてくれた言葉だ。

ボランティア団体の東京事務所勤務時、息子さんがアトピーを患った。通院、投薬・・・。様々な治療を施しても治らない。やがてバンコク事務所に転勤となる。

仕事柄、事務所も自宅もタイ国最大のスラムの真ん中だ。衛生面などの住環境はけっして良いとは云えない。

着任から一ヶ月が過ぎたある日の事だった。息子さんのアトピーがすっかり治癒してしまったのに気づいたのは・・・。


転勤の慌しさの中見落としていたが息子さんの中で自然治癒力が芽生えていたのだ。


●タイの優しさを支えるのは文化、仏教、自然。そして確信の瞬間。



彼はこの僥倖を、偶然とは考えなかった。その治癒があまりに突然だったからだ。

そして、やがて次のように考えるようになった。彼は、タイの豊饒な優しさ、それは三つの要素から構成されているという。



まず第一に自然。
年に二度も三度もお米が取れるという、圧倒的に豊かな環境。お腹が空けば庭のバナナの実をもいで食べればよい・・・。



第二に文化。
人は自分が充分に食べることができるから、人に対しても余裕がもてる。そして年長者を大切にする。そのような人々が織りなす文化。一説によると、タイの子供は言葉を覚える前に、両親にワイ(=合掌)をすることを覚えるという。



そして三つめは、仏教。
本来何教でも良いと思うのだが、朝の托鉢の光景などを見れば、街のそこかしこに祈りの心、帰依の心が満ちているのを感じることができるだろう。



「息子の病もこれらの力が合わさった優しさが癒したんだよ。」彼はこう語って聞かせてくれたものだ。


そのときが、筆者が「タイ王国は癒しの大地である」と確信した瞬間だ。

この地で、豊かな自然、文化に触れたり、疲労回復の知恵を身につけながら「タイ暮し」を体験する。そのことが、健康の回復・維持・増進を図るに違いないと・・・。



あるタイ人医師に、このエピソードを話したところ、「アトピーの回復期と、タイに来た時期がたまたま重なっただけだ。」と、素っ気無いことを云われた。



だが、果たしてそうだろうか?
他に、花粉症が改善した、血管系の疾患などが回復したという例もよく聞く。筆者には、「自然」、「文化」、「仏教」三つの要素そのものから、そして、これらが織り成す世界に暮らす人々から、「癒しの粒子」というものが発散されていて、それがこの地の空気に満ち満ちているというイメージがある。



そしてその粒子に触れたとき、「癒しが起こる」と感じてしかたがないのだが・・・。(2005年2月掲載)  
posted by バーンタオ at 14:15| Comment(1) | TrackBack(0) | ウエルネス(健康関連)
この記事へのコメント
ここに書かれたエピソードが、今の会社を設立した最大の動機だと思います。
それは今も生きつづけていますし、これからも広げて行きたいと考えています。
Posted by baantao at 2007年09月23日 14:20
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