2009年05月19日

第70回「人間が、人間だけ幸福になることを考えてきたから・・・−ハーモニーライフオーガニックファーム訪問記−」

 「谷田貝さんへ こちらこそありがとうございました!とても充実したツアーでしたよ。今回で【食】に対する意識が変わりました。早速、今日から玄米食に切り換え、インスタント食品を止めました。食の改善身体の健康心の健康より良い人生・・・ですね。

こういうツアーなら、いつでも参加したいです。(中略)ひとまず簡単にお礼まで、I

 4月上旬の土曜日、東北タイ=イサーンを扇にたとえるならば要に当たるカオヤイの山々。その麓に位置するハーモニーライフオーガニックファームに出かけてきた。http://www.harmonylife.co.th/

バーンタオ・バス第一便、「オーガニック野菜三昧ツアー」と称して募ったツアーには、私を含めて友人知人12名が参加した。冒頭は、バンコク在住の若い友人Iさんからお便りだ。

 

当日は到着後すぐに、ハーモニーライフオーガニックファームの代表・大賀昌さんより地球環境を守るためのオーガニック農法の大切さ、自然と調和のとれた人間の生き方などについてお話をしていただいた。参加者は皆、その熱意のこもったお話に感動していたようだ。

 

私は何度か大賀さんのお話は拝聴しているが、今回改めて伺い、特に心に残ったのは以下のことだった。

 1.       壊れてしまった地球の環境を少しでも元に戻すのが自分自身の使命であるということ。
2.       環境が壊れてしまったのは、人間が、人間だけ幸福になることを考えてきたからである。皆が幸せにならないと駄目だということ。
3.       「野菜さん、果物さん、鶏さん、牛さん、お魚さん・・・」と、愛情を込めて「さん」付けで呼ばれているということ。

とりわけ、ある事情から他の養鶏場で飼われていたブロイラー5羽を預かった時のエピソードには衝撃をうけた。五羽の鶏は、卵をたくさん産むことだけを目的に育てられ、歩くということがどういうことかさえ判っていない様子であった。

まもなく、5羽とも当然のごとく死んでしまったのだが、そのとき、

「鶏さんには鶏さんの幸福がある。広い庭を走り回ったり、砂浴びをしたり、他の鶏と遊んだり・・・。鶏も幸福になってはじめて私たちに美味しい卵を産んでくれるのではないか?肥料としての糞をしてくれるのではないか?」と感じたそうだ。

 レクチャーの後は、広い12万uほどの農園を1時間ほどかけて案内してくださった。そこには幸福そうな野菜さん、果物さん、鶏さんたちがいた。ニンジンを収穫し、オクラのお花を愛で、鶏の暮らしやすさを重視した鶏舎を訪れた。鶏舎の前で大賀さんが口笛を吹くと、喜んでやってくる鶏の足取りの軽さには驚いた。

農場視察の後は、畑からの恵み、お野菜三昧の昼食をとても美味しくいただいた。

話は尽きず、時間がどんどん押してしまったが、久しぶりにハーモニーライフオーガニックファームの現場では、大賀さんの熱意と同時に、たくさんのお野菜から元気をもらった。

 それにしても冒頭に紹介したIさんが、今回一回の訪問で【食】に対する意識が変わったとは・・・Iさんが素直な性格だったとはいえ、いくら理屈で判っていても、人間の食習慣はなかなか変わるものではない。Iさんの無意識の領域で変容が起こったのだ。行動様式まで変えるには、今回のような五感に訴える体験に勝るものはないだろう。バンコクの暮らしに少し疲れたら、また元気をもらいに出かけよう・・・。

(谷田貝)

(2009年4月掲載)

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posted by バーンタオ at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ウエルネス(健康関連)
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