2009年05月05日

第68回「在タイ20年にして初めての体験・ソルトクレイポット・コンプレスとは?」

毒素を吸収する効果もあるとかで、本当に体調の悪い人に施術するとポットの中の粗塩がどす黒くなるそうです。」(筆者発行のメールマガジンより)

その言葉を聴いただけで、いかにも効きそうな気がして興味が湧いてきた。

 

一月中旬の土曜日の午後、初孫の顔を見に来た80歳になる筆者の父をドイムサブサムンプライスクールに連れていった。バンコクの中心からは少し外れ、地下鉄のスティサンが最寄駅。郊外の住宅地という感じの細い道をくねくね曲がりながらようやく到着したスクールは、普通の民家に挟まれた、普通ではない古民家だった。築後100年以上も経ったものを主宰者がタイの田舎から移築したものだそうだ。

 

このスクールではタイ北部チェンライ県のオーガニック農園で育てたハーブを利用した施術の指導やハーブ製品の販売をしている。2002年タイ保健省によりタイ伝統医療開発局が設立されて以降、多くの国私立大学で伝統医療学部が設置されたが、一部の大学ではドイナムサブのハーブ療法の知識をカリキュラムに取り入れているそうだ。

来タイした父にこのような話をしたところ、是非そこに行ってみようということになった。

 

父は最近首の痛みを訴えていた。今から数十年前に交通事故に巻き込まれたので、どうやらその後遺症が出たのではと気にしていた。日本の病院に行っても首の牽引をする程度で、いくらたっても根本的な治癒には至らない。

 

父は当初、涅槃仏寺院内にあるマッサージに行きたいと云っていたのだが、この種の痛みに古式マッサージはあまり良くないのではないかと思い、こちらをお勧めした次第だ。

 

到着後、日本人講師の礒野さんにいろいろと症状を説明したところ、父はハーブボールマッサージを念入りにやって、その後ハーブサウナを少しだけというメニューになった。(血圧が高いので。)筆者も便乗して、ハーブボール、ソルトクレイポット・コンプレス、ハーブサウナを受けた。

 ソルトクレイポット・コンプレスは、在タイ20年にして初めての体験だった。

粗塩を入れた素焼きの小さなつぼを其のまま熱し、それをハーブを載せた木綿の布で包んで身体に押し当てていく。

 

冒頭にも書いたように、温熱効果もさることながら、熱した塩とハーブの成分が体内毒素を吸収する効果もあるとかで、本当に体調の悪い人に施術するとポットの中の粗塩がどす黒くなるのだそうだ。

 

普段筆者は、ヨーガを実践しているからか、殆ど肩が凝らない。そのためマッサージを受ける機会はまずほとんどないのだが、今回は、密かに体内から排出されるという真っ黒な毒素を見てみたいという興味本位で、父の付き合いで施術を受けてみたのだが・・・

 

実に気持ちよかった。

 

熱々にしたクレイポットで全身を丹念に揉み解してくれる。恐らく、途中、かなり深い眠りに落ちたのだろう。治療効果もさることながら、リラックス効果も抜群だった。

 所要時間の約3時間はあっという間に過ぎていた。ところで、筆者の施術後、どす黒い毒素は取れたのだろうか?

ぐっすり熟睡したので、そんなことを確認するのはすっかり忘れてしまっていた。

(谷田貝)

(2009年1月掲載)

PC300044.JPG

 
posted by バーンタオ at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ウエルネス(健康関連)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/28889907
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック