2008年09月22日

第35回「学生に混じり、Sさんの講義を・・・−国際医療福祉大学訪問記」

「(前略)私の方は、これまで以上に得意分野の研究や発表を続けて、研究者としての実績を積み上げます。同時に、自分(自身)の営業を行い、講演回数を増やします。この経験を、自分の係わる幾つかのNPOやサークルで生かす事により、実践者としても活動します。

最終的には執筆し、ベストセラーにでも持ち込めれば・・・(笑)。」

 7月の上旬、約1週間日本出張へでかけた。滞在中のある日、栃木県大田原市にある国際医療福祉大学に、友人のSさんを訪ねた。http://www.iuhw.ac.jp/



Sさんは、筆者と同じ42歳。いまから十数年前にオートバイ事故で頚椎を損傷。それ以来車椅子での生活を余儀なくされている。



昨年二回タイを訪れ、最初はみずから理事を務めるNPO主催のバリアフリーツアー、その次は一人旅だった。それらの旅のお世話をさせていただいているうちに友人としてのお付き合いが始まった。



今回は、この大学の福祉援助工学概論と言う講座でSさんが特別講義をするということを聞き、視察も兼ねて訪問することにしたのだ。



東北新幹線を那須塩原駅で下車し、「大田原市営バス:国際医療福祉大学行き」に乗り継ぎ約40分。大学構内の停留所に着くと、昨年のバリアフリーツアーにボランティアスタッフとして参加した当大学4年生のS嬢と、やはりバリアフリーツアーに参加された、脳性麻痺で大学内の療護院で生活するKさんが車椅子に乗って出迎えてくれた。



早速S嬢がSさんの待つ大きな講義室に案内してくれた。既に講義が始まり、学生たちが200人くらい講義を受けていた。さっそく彼らの中に混じり講義を拝聴した。

Sさんは、当然ながら障害者の視点で語るので、われわれには気付かないことや新たな発見がいくつも得られた。



講義の後、Sさん、S嬢、そして大学で福祉論を研究する助手の方々と、大きな窓から那須連山を見渡せる、大学内とは思えない立派なレストランで食事をしながら意見交換。食後は、Sさん自ら学内を案内してくださった。



敷地内には大学棟の他、Sさんも生活をする療護施設や、リハビリ施設、病院が併設されている。今後は特別養護老人ホームも建設されるそうで建築中だった。



それにしても、その全体的な規模の大きさには驚かされた。しかもその大きさにもかかわらずコンパクトにいろいろな機能の施設が併設されている近代性があるのだ。

この日の訪問を筆者が発行しているメールマガジンに掲載したところ、筆者のヨーガの師匠であるA先生(日本人)からお便りが届いた。



「こんにちは。日本出張ご苦労様でした!今回も収穫が多かったことと存じます。特に、活動レポートの中では栃木県の国際医療福祉大学のことが興味深かったです。 やはり、インフラですね....」



やはりインフラだと思う。



国際医療福祉大学の経営者は、一代で大規模な医療グループを構築した相当の敏腕だそうだ。筆者は敏腕経営者にはなれそうにもないが、やり手を仲間に入れることは出来そうだ。



筆者の起業の目的は、「健康こそ幸福の基盤」という理念が目に見えるような拠点=バーンタオ村?をつくることにあった。バーンタオ村=理想的な自分自身の実現を目標に、そこからさかのぼり、今何をすべきかを考えるようにしたいと思う。今回の視察は良い刺激になった。

ちなみに昨年末のNHK紅白歌合戦の白組司会者が番組終了後、脊椎管狭窄症の手術を受けたのもこの大学の系列病院であり、執刀医も同病院整形外科部長でこの分野の世界的権威だそうだ・・・。

 P4050014.JPG   
※バンコク視察中、ボランティア団体の図書館を訪れたときのSさん。


(2006年7月掲載) 
posted by バーンタオ at 17:38| Comment(0) | TrackBack(1) | バリアフリーツアー
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Excerpt: 全小中学校の1階に老人ホームを作ります。認知症いわゆる認知症治療はいままで痴呆といわれていました。アルツハイマーも認知症の一種です。老人がなる老人認知症以外に若年認知症もあります。
Weblog: 全小中学校の1階に老人ホームを作ります。
Tracked: 2009-07-21 06:22