“健康”“元気であること”がセールスポイントの筆者にはあるまじきことなのだが、昨年末にかかった風邪がなかなか治らない。だが、化学薬品系の風邪薬は飲まない主義。
筆者の太極拳の師匠で鍼治療も行っている英国人女性S先生に「病院に行くまいか?薬を飲むまいか?」と電話で相談したところ、「病院になんて行く必要はない。鍼を打ってあげるから来なさい。」ということになった。本当に鍼治療だけで治癒するのだろうか?
昨年まで「癒しの大地・タイ王国に暮らす」――シニアのためのアクティブ・スローライフ宣言――というテーマで当欄を担当させていただいた。
主に、筆者の活動や、筆者が運営するロングステイ体験をしに来るお客様の事例を中心に、シニア世代の新しいライフスタイルを提唱してきた。だが、読者の皆さんから頂いた反響から、必ずしもシニアの方ばかりでなく、現役世代の方々も、小生の云ったりやったりしていることに関心をもっておられることが判って来た。それも、特に、癒しの事例について・・・。
もしかすると、最も心と身体、そして精神の“癒し”を必要としているのは現役世代の方々かもしれない・・・。そこで、今年は筆者の運営するプログラムからは、シニアという世代の縛りを取り払うことにした。
健常者も障害をお持ちの方も、そして世代を越えた人々がタイを訪れて感動する、励まされる、そして元気になる。その癒しのしくみを確立し、充実させることを重点課題とした。そして、そのためには、その仕組みを作るものとしてのウエルネスライフプロデューサーとしての自分自身の能力を更に高めることが重要だと考え、筆者個人として、以下の年間目標を掲げた。
●肉体を理想型に近づける。体重 約65キロ⇒62キロ、体脂肪率約22%→15%に。
●太極拳の習得(昨年は月一回ペースでしかS師匠のもとへ通えなかった。週一回を目標とする。)
●ヨガの習得
●健康増進、心のケア関連なども含め読書量を増やす。(月10冊以上)
●食生活の改善:(“バーンタオ流食の原則”はこちらからどうぞhttp://www.baantao.com/main/column_kame/column_kame-5.html時には消化器系を休め、より消化力を高めるために最低月に一回はフルーツ絶食を実施。こちらからどうぞ⇒http://www.baantao.com/main/column_kame/column_kame-24.html )
これらの日常の活動や、冒頭の鍼治療のようにタイで体験することの出来る様々な癒しのトリートメントの経験。タイ独特の食材やハーブを利用した料理の探訪。これらを通して得られた情報や気づきを当欄で報告していきたい。
それが結果的にタイの癒しの知恵、アジアの知恵として蓄積され、ほんのりと、癒しを求めている人達を照らす灯火となれば幸いだ。
(2005年1月)
★この第一回目の記事がブログの冒頭にくるようにするため投稿期日を40年後にしました。
その歳まで健康に、ブログを更新し続けることを目指して・・・